花形装飾活字を愛でる その79

紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。 詳しくは http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。 お待ちしております。 日本の友禅の雛形の図案のアイデアは考えたら花形装飾活字ではないかという話。 実は最初、これをインスパイアする形で、 パーツ四季に分けて組み合わせる事でその季節が表現出来るもの、 (例えば月とススキを組み合わせる等)を考えていたのですが、 ここのところ時間が空くタイミングでそれをずっと探ってみたのですが、 どうも違うみたいなのです。 厳密に言うと面白いものになっていたんでしょうが、 花形装飾活字のエッセンスとしては失敗な気がするのです。 考えれば花形装飾活字の在り方に似ているのですが、 そのニュアンスに違いがあるような気がします。 ただウマイ事良い部分だけを汲み取ることで形になってくれそうでしたが、 「版」として構築する事を考えた場合に単なる素材集になってしまうのではないか、 単に絵柄を組み合わせるという事と整理性の高まりの中で、 四季というイメージは果たして正しいのか、 とまあ、 使うべきシーンを選ぶものにはしたくないというのが当初の目的でしたし、 それに照らし合わせるとどうやら欠点が浮き彫りになるような感じなのでした。 イメージを構築するのではなく装飾を構築するといえば分かりやすいでしょうか。 その構築がイメージの場合に例えば四季である場合は、 「限定」されてしまうという点において失敗なのです。 それは花形装飾活字としての機能を無視するものになるのだと思います。 オブジェクトとしての美しさはもちろんの事、 組んだ時の整理性となによりも「形式」としての美を、 どれだけ限定せずに構築するかが今回の新しい花形装飾活字制作の肝だと感じます。 それを最大源に高めたのが今回の配布しているエンスヘデの装飾活字という訳です。 にしてもスゲーもん作ったよなと、 もう既に完成の域でこれ以上ものはないのか、 ましてやそれを学んだとして、 同じクオリティを維持しつつ使えるものが作りえるのか、 友禅の雛形図案のエッセンスを汲み取るのは惜しい線な気がします。
2009.01.30 Friday | 2009年1月 | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) |



うどん再考(最高)2009

今回は大阪のうどんについて書きたいと思う。 大阪のうどん。 または、 大阪おうどん。 とも明記されている場合もある。 特徴としてはツルツルでコシが無く(厳密にはある)、 断面は円形である。 細麺と太麺に分かれている場合が多く、 製麺所は特に太麺を推している。 大阪のうどん文化は、 立ち食いという観点から書くとわかりやすい。 立ち食いにあるメニューがそのまま大阪のうどん文化と言っていい。 そして重要な事は「きつねうどん」が大阪の文化とされているが、 正しき大阪の立ち食いでの注文の現状を見てみると大きく違う。 「かけうどん」と「おいなり」が主流である事、 そして「天ぷらうどん」が好まれて食べれるているのは周知の事実なのだ。 しばしばコシが無いという事をネガティブな視点で見られるが、 しかし大阪のうどん真髄は「かけうどん」にこそあり、 立ち食いの真髄である事は疑問の余地の無い1つの歴史である。 コシが無いという表現は本来は正しくなく、 プツプツ切れる麺という表現が実は正しい。 モチモチという表現も多用されているがこれも正しくなく、 やはりプツプツと切れる麺なのである。 けっしてモチモチはしていない。 大阪は粉モンの聖地でもある。 視点をそこに伸ばす事で答えは簡単に導き出せる。 大阪は石を投げれば鉄板のたこ焼きを焼く穴に石が入ると言われるくらい。 たこ焼き屋が多い。 そしてどこでもおいしいのだ。 最近ではタネにダシを多用したものが流行っているが、 本来はシャブシャブのダシの効いていない種(理由はあるがここでは割愛する)を手早く焼いて、 濃いソースと青のりとかつお節でいただくのが、 大阪の正しきたこ焼きである。 さて、たこ焼きを食べる作法をご存知であろうか。 そこに大阪のうどんに通じる食文化の伝承があるのは、 あまり知られていない。 たこ焼きは熱い。がウマイ。 熱い玉のままを1つ口に頬張りフハフハしながら、 熱くてどうしようもない状態のまま口が喉が火傷寸前で飲み込み、 そしてビールを流し込む。ウマイ。想像しただけでこれから買いにいきたくなる。 これがたこ焼きである。重要なのはたこ焼きそのものの味ではないのだ。 では大阪のうどんに戻る。 もうお気づきかもしれないが、 これこそが大阪の食文化だ。熱さも旨さなのだ。 その究極を兼ね備えた最高の麺が大阪のうどんである。 ダシの熱さが麺に伝わっていないと意味がないし、 そのダシが旨くないとそれもまったく意味がないのだ。 この完成されたうどんは、 最近では讃岐うどんの影にひっそりとしている場合が多い。 凄く残念だ。 このように完成された麺を作る製麺所も成りを潜めているし、 潰れていく様を見ているのは本当に狂おしい。 うどん店が讃岐の主流になればなるほどにこの現象は加速すると思う。 ただ、 立ち食いうどんこそが大阪のうどんなので、 これが無くならない限りは大丈夫なのだとも安心している。 寒い今の季節、 パッと入ってパッとホカホカになれる(おばちゃんのトークとともに)、 最高のうどんを味わってみては。
2009.01.29 Thursday | 2009年1月 | 08:06 | comments(0) | trackbacks(0) |



オモロイメルマガ

デザインしてる人、印刷に関わってる人、そういうのに興味がある人チェキナ!!! http://yohaku.biz/
2009.01.28 Wednesday | 2009年1月 | 12:07 | comments(0) | trackbacks(0) |



デザインの味

ある晩。 ふと目が覚めて、 どうにも心細くなってラジオをかけると、 鮮明に流れない。 半分眠たい目で寒いのに気合入れて蒲団出て、 アンテナをいじったけれど、 どうしても雑音が…。 諦めて蒲団に入って、 そのラジオを聴いていると、 不思議と心地いい。 鮮明じゃないけど心地いい。 一度蒲団から出たもんだから変に目が覚めちゃって。 寒いし起きたくないしラジオは心地いいし。 とかしている間に気付いたら、 カーテンの隙間からゆるく明るくなってきて、 ぼんやり部屋の様子も見えてきて、 そして思考がゆっくり流れて。 最後に流れたのは広沢タダシ。 ラジオ局はfm802。 デザインの味ってどんな味だろう。 料理の味付けのようにはいかないのだろう。 家庭料理からフランス料理のような高級な料理。 はたまたは精進料理?1人暮らしのなんとも摩訶不思議料理? 誰が食べる?誰と食べる?1人で? 素材は?産地は?水は?器は?コタツで?テーブルで? 市場は?スーパーの豆腐?豆腐屋さんの豆腐? お酒呑む?鍋は?形式は?…etc。 あ、今日は大きいレンコンがあるのでレンコンのきんぴらでもします。
2009.01.15 Thursday | 2009年1月 | 15:20 | comments(0) | trackbacks(0) |